モズ・農村で一年中見られるスズメより少し大きい鳥 ・頭が大きく、尾が長い ・昆虫やカエル、トカゲ、小鳥などを食べる ・餌を木の枝などに刺して保存する行動を取る |
みどりの杜でとてもよく見られるモズの生活について、詳しく知ることを目的として、その季節の餌の利用パターンを示していると考えられる『はやにえ』の調査を、2010年から始めました
これまでに分かってきたことを紹介します
地図の赤丸が『はやにえ』のあった場所です
地図の赤丸をクリックすると、はやにえの写真と種名、高さなどの情報が開きます
はやにえは高さ100~200cmのところに多く、アキアカネ、ケラ、ニホンアカガエル、ニホンアマガエルがよく利用されていました
樹高100~300cmのサクラ、サルスベリ、ヤマボウシの木で、多くのはやにえが見つかりました
利用する木に好みがあるか、また、高い木と低い木で利用する高さが違うか、などについて考えるには、もう少しデータを蓄積する必要があります
12月以降も調査を継続して、モズの生活を明らかにしていこうと思います
(2021年12月9日 向井康夫)